投資の種類
投資は、様々な種類があり、有名なところでは、株式投資があります。
株式投資にも、成長株、成熟企業(高配当)と投資手法があります。
他には、債権、リート(不動産)、金、外貨預金、FX(為替)、仮想通貨、等々あります。
リスクの少ないポートフォリオとは?
50代の投資リスクとしては、若者のように株価が上がるのを待つことが出来ない事です。
例えば、株価の暴落(リーマン・コロナショック等)時は、何年も株価が低迷してしまい、
生活資金として必要な時、安値で株を売らざるを得なくなり、損をすることになります。
また、暴落は精神的にも負担があり、「株価がまた上がってくれるのか?」と不安になります。
そこで、暴落時にも被害が少ない、ポートフォリオとして、下記に取り上げてみました。
黄金のポートフォリオ

黄金のポートフォリオって何だい?

別名、最強のディフェンシブポートフォリオ。
景気が悪くても、暴落が少ないんだ。
黄金のポートフォリオとは、有名な投資家のレイダリオ氏が語る、オールシーズンズ戦略として挙げられるポートフォリオで、オールシーズンズ・ポートフォリオになります。
オールシーズンズ・ポートフォリオとは、別名、最強ディフェンシブポートフォリオ。
(ディフェンシブとは、景気動向に業績が左右されにくい銘柄の事)
特徴:どんな景気でも、利益を出せるポートフォリオ
景気には4つのシーズンがある。→セクターローテーションより解説
景気シーズンにも、この変動のリスクを最小限に抑える事ができる。
次の表に、投資商品比率と銘柄の例を挙げてみました。
投資商品 | 投資銘柄 | 投資割合 |
株式 | IVV・VOO・VT・VTI | 30% |
長期米国債 | TLT | 40% |
中期米国債 | IEF | 15% |
金・商品 | GLD | 15% |
ポイントとしては、債券をガッツリ入れている事です。
債券の中では、値動きの大きい長期債を40%と多く取り入れ、中期債をし15%いれて、マイルドにした感じとなっています。
メリット

経済の四季(好況→後退→不況→回復)は、
どの期間にくるのか、わからない。

このポートフォリオなら、経済の四季を考えなくても、
対応できるわけか。
景気は四季のように循環するが、どのタイミングで訪れるのかがわからない。
しかし、このポートフォリオならそれに対応できていると考えられる。
それが、下記の表にで分かるように、各景気により投資商品が活躍するようになっている。
景気動動向 | 投資商品 |
成長期 | 株式・社債・金・商品 |
後退期 | 長期米国債・物価連動債 |
インフレ期 | 金・商品・物価連動債 |
デフレ期 | 長期米国債・株式 |
ローリスク
デメリット
リターンが、少ない。
債券の割合を増やせば、その分リターンが少なくなる。
(しかし、ポートフォリオの10%を債券に組み込んだ方が、リターンが多いというデータが出ている。)
まとめ
50代ともなると、リスクを持つ事が厳しくなってくる年代です。
やはり、リターンは少なくとも、リスクを負う事がなくなるので、その分枕を高くして寝る事が出来ます。
債券を取り入れることで、リターンは少なくとも、リスクを負う事が少なくなります。
しかしながら、2020年4月に→国債、今の時期に保有するのは「正気の沙汰ではない」-ダリオ氏。
このような発信をしている事から、やはり時期タイミングにより考える必要がある。
でも、今後の時代に投資をしていく中で、判断材料として活用できる。
いずれにしても、債券を組み入れる事で、値動きがマイルドになる事は確実な為、どれぐらいの比率にするかがカギとなる。
私の結論
成長株40%、成熟株(高配当)40%、債券10%、個別株10%
少々、年齢的に攻めの手法になりますが、これを計画に進めていく。