実際に株式投資による資金の恩恵は、保有株価の値上がりによるものと、配当金によるものがあります。
保有株価の値上がりは、保有株の売却によって得る事になりますが、配当金は、年に何回かに分けて配当されます。
その中でも、初心向けの高配当株として、私は米国高配当ETFをお勧めします。

なぜ、米国高配当が初心向けなの?
「米国」と聞いて、尻込みをしてしまう方もいると思います。
高配当株は日本の企業もあり、私もネオモバイル証券で、個別株を少々購入をしています。
しかし、日本の企業より、米国の方が良い理由があります。
それは、米国高配当は会社の規模が大きく、国別で世界一収益が上がっているからです。

経済大国アメリカは、安定しているんだ。
また、高配当の投資信託も、良い商品がそろっているので、お勧めです。
米国高配当FTF

わたしは、米国高配当の3つの商品に投資をしています。
SPYD
特徴:金融や公益事業、不動産の構成比率が高い(銘柄数80社)
セクター(業種) | 割合 |
金融 | 17.9% |
公益事業 | 17.6% |
不動産 | 16.3% |
エネルギー | 11.1% |
生活必需品 | 8.8% |
素材 | 6.3% |
情報技術 | 6.2% |
ヘルスケア | 6.1% |
コミュニケーションサービス(通信サービス) | 6.1%% |
一般消費財・サービス | 3.6% |

良い点:配当利回り高い
悪い点:暴落のリスクが高い
補足:HDVと組み合わせると良い→HDVと被らないセクターが、構成がされている。
HDV
特徴:ディフェンシブ(景気動向に左右されにくい)セクターを中心に構成。(銘柄数75社)
セクター(業種) | 割合 |
生活必需品 | 21.6% |
エネルギー | 17.4% |
ヘルスケア | 16.8% |
情報技術 | 11.5% |
公益事業 | 11.4% |
通信 | 6.4% |
資本財・サービス | 5.5% |
金融 | 5.3% |
一般消費財・サービス | 3.1% |
素材 | 0.7% |

良い点:不景気でも、比較的に安定した配当が期待できる。
悪い点:好景気になった時は、株価が伸び悩む傾向に。
補足:SPYDと組み合わると良い→SOYDと被らないセクターが、構成されている。
VYM
特徴:構成銘柄数が多い。(約400社)セクターはバランスが良い。
セクター(業種) | 割合 |
工業 | 21.9% |
消費者の裁量(一般消費財) | 16.8% |
医療(ヘルクケア) | 15.1% |
財務(金融) | 13.7% |
テクノロジー(科学技術) | 13.6% |
消費者向けステープル(一般消費財・サービス) | 10.0% |
ユーティリティ(公益) | 3.7% |
基本素材 | 3.0% |
電気通信 | 2.2% |

良い点:銘柄数が多い為、他の2つ比べ、安定している。
悪い点:3つの中では、一番利回りが低い
まとめ
高配当株は、その会社の業績により、利益を生み出し、そこからか配当金を得る事ができます。
SPYDとHDVを組み合わせて、投資するとセクターバランスが良いです。
セクターバランスで考えるなら、VYM1本でも良いです。
業績が良ければそれなりの配当を受ける事ができますが、経済は好景気・不景気と循環している為、良い悪いの波があります。
しかしながら、波はあるものの、今回の3つの商品は3%~5%ぐらいは見込めます。
余剰資金で、高配当株への投資を行う事で、日々の生活に役立てる事ができます。